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執筆者の写真hollywoodfactory

少年ハリウッド サブスク応援隊発足のお知らせ


少年ハリウッド サブスク応援隊発足のお知らせ

2014年の放送開始から6年間、ファンクラブ「Future Orange」への加入や、

「少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR YOU-完全版」の完成、グッズ作成、プロモーション、上映イベント、クラウドファンディングのご支援、グッズ販売やイベント参加など

皆様のたくさんの応援を頂きました。あらためて御礼申し上げます。

本日は新たにスタート致しました、

「少年ハリウッド サブスク応援隊」についてご説明をさせて頂きます。

少年ハリウッドサブスク応援隊は、

月額制の少年ハリウッドプロジェクト応援プランです。

オーディエンス プラン 月額1100円

@メンバー同士の交流、グッズの新規開発やイベント企画まで、

様々なコミュニティフォーラムに参加できます。

運営サポーター プラン 月額1650円

@コミュニティフォーラムへの参加

@少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR YOU-完全版 配信コード(8月発行 有効期限2021年7末)

@少年ハリウッドの原画、動画など、静止画のアーカイブを閲覧できます。(コンテンツは徐々に追加されます)

VIPメンバー プラン 月額3300円

運営サポーターの特典にくわえて

@生原画の貸し出し(送料負担など一定の条件があります)

@しろーとくんの貸し出し(東京 赤坂での受け渡しのみ)

@版権絵の高画質データのダウンロード(月1回を予定)

@目標メンバー数を達成した場合には、本編原画を毎月1枚ずつプレゼント致します。

(目標が達成した場合、未達成の期間を補填し、加入月数分の原画をお送りさせて頂きます。)

すべて手描きのTVシリーズの原画や動画は

放送終了から5年が経ち、いまその役目を終えようとしています。

みなさんの応援でダンボール120箱を超える

TVシリーズの原画、動画を救っていただけないでしょうか?

目標でありますVIP会員100名を超えた場合は

120箱のなかから厳選したカットを選び、弊社で保存を行う予定です。

保存する原画は、原画展を新たに開催したり

ご支援頂く、VIPメンバーのみなさまへ御礼としてお渡ししたりなど

今後の少年ハリウッドコンテンツ存続へ役立ててまいります。

皆様のご支援を何卒よろしくお願い致します。


ハリウッドファクトリー



ここからは、みなさんから頂いたご意見にお答えさせて頂きます。

プロジェクトのこれまでや、今後など、私見も含めて多岐に渡ります。

文章も長くなっております。あらかじめご了承ください。

生原画の取り扱いについて

 生原画のことにつきまして、軽々しくプレゼントをし過ぎではないか?というご意見を頂きましたのでお答えさせていただきます。

 

 アニメーションを制作するスタジオにとって、原画、動画は、完成までの中間素材という位置付けです。

年間数本を制作するスタジオさんでは、各作品ダンボール数十箱という中間素材を、保管期限を設けて保存しています。

26話の完全版は、弊社が主導で制作を行なっておりましたので、原画、動画はすべて(ダンボール16箱)をいったん弊社で引き取りました。

原画を整理しながら、アニメーターさんの描かれた一枚一枚は、本当に素晴らしいと感じました。


完全版はクラウドファンディングという当時では新しい形式で制作された作品です。

支援して頂いたみなさんに、お手元で感動を味わってもらいたいと思い、クラウドファンディングのリターンとして生原画をプレゼント致しました。

そして、ダンボール16箱の素材の中から、スキャニング、データ化し、複製原画集を作成、保存用の生原画で原画展を開催させて頂きました。

みなさんのお手元にお送りし、現在では半分ほどの数のプラケースに保存されております。

段ボールに入って保管されるより、多くのみなさんに愛されるよう。

今後も、みなさんにお渡しできる機会を設ける予定でおります。

なぜいま、クラウドファンディングではなくサブスクなのか?

2016年、完全版制作を発表した当時は、クラウドファンディングは黎明期であり、みなさまにとってもよくわからないものだったと思います。当時新しかったこのシステムを使って、みなさんと夢を追いかけてみたいという思いから、完全版の制作はスタート致しました。正直なところ、最終目標は夢のようなことで、達成は無理だろうと考えておりました。しかしみなさんのご支援のおかげで完全版のプロジェクトは成功をおさめ、さらに、現在までに6度に渡りご支援をいただき、少年ハリウッドプロジェクトは運営を続けることができました。本当にありがとうございます。


プロジェクトスタート当初から現在まで、こうしたやり方に、疑問を感じられる方も多かったと思います。特に、TVアニメーションに関わるコンテンツ運営は、メーカーなど製作委員会が主導で行うことであり、新しい動きは、製作委員会から供給されるものとお思いになっている方も多いかと思います。本来はその通りだと思います。しかし当時の少年ハリウッドを取り巻く環境は、放送終了後に、レコード会社のレーベルがなくなるというタイミングも重なってしまい、運営が難しい状況でした。そこで、ファンクラブの運営、ZEN THE HOLLYWOODの活動の継続、そして完全版の制作を掲げて、原作者である橋口いくよ先生が、株式会社ハリウッドファクトリーを立ち上げることとなりました。


その後、完全版の完成、披露、上映、ぜんハリの解進がありました。4年の間に、クラウドファンディング自体も少し様子が変わってまいりました。現在は欲しい商品を形にしていくプロダクトがメインストリームであり、コンテンツ制作に使用されることは減ったように思われます。さらに、2020年の新型コロナウィルスの流行により、大手コンテンツクリエイターの方々が、事業を継続するための支援ツールとして使われるようになりました。


少年ハリウッドでは、2019年にご支援頂いたプロジェクトで、2020年はメンバーの新しい版権絵を3種類作ることができることになりました。当初の予定では、メンバーを3Dモデルにして踊らせることを目標に、浴衣を作って、夏には盆踊りを行う計画も立てていました。オールナイト上映、クリスマス上映、コラボカフェなどの計画も進んでおりました。しかし、新型コロナウィルスの影響を受けて、コンテンツ運営の継続が難しくなってまいりました。

半年先、一年先の状況が全く見えないなかで、未来のお約束にご支援いただくクラウドファンディングで長期的な展望を打ち出すことは大変難しいと感じています。8月に実施予定のプロジェクトも、ひとまず3Dモデルを作ることを目標に、ご支援をお願いする予定です。


前置きが長くなってしまいましたが、TVシリーズの原画・動画については保管期限が過ぎて廃棄するお話がでています。これはアニメ制作上、当たり前のことであり、誰が悪いということではありません。すべての素材を救うことはできませんが、100箱以上ある段ボールから、カットを選び、40箱程度にできれば、弊社での保管、管理もできるかと思っています。

ハリウッドファクトリーの目的の一つは、少年ハリウッドコンテンツをより多くのみなさまに見て知ってもらうことです。

少年ハリウッドの活動記録TVシリーズは、橋口先生の文章に、黒柳監督をはじめとしたスタッフのみなさんが、情熱をかけて描き、声のお友達のみなさんが命を吹き込んでできあがったものです。


複製原画をお手元でご覧になったみなさん、原画展にご来場頂いたみなさんは、一枚一枚描かれた、原画・動画の素晴らしさをご体験頂けたと思います。

いまサブスクという形でのご支援を頂ければ、原画・動画の保管や管理、新規展示会の開催、みなさんへのご提供なども含めて、プロジェクトの継続的な展開を進めていくことができます。


2016年にクラウドファンディングでみなさんのご支援をいただいてから4年が過ぎ、本年、サブスクという新たな形でのご支援をお願いすることは、またとまどいも多いことかと思います。


いま様々なコンテンツが、世の中の状況の変化についていけるのかを試されていることと思います。それは同時に、自分が好きなものとどう向き合っていくかを試されていることかもしれません。


来年の2021年が少年ハリウッドプロジェクトの新しい10年の始まりなのか、プロジェクトの終焉なのか、いまが分岐点と感じています。


長くなってしまいましたが、以上が、少年ハリウッド サブスク応援隊を開始する理由です。


あらためて、コンテンツ継続のため、みなさまの応援を心よりお願い申し上げます。

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